病院清掃業務の基本ガイドライン

病院清掃

病院内における清掃業務の重要点は、環境衛生管理を総合的に行うことであります。特に院内感染の防止を目的とした消毒のシステム作りが最重要となっています。また、病院内のゾーニング管理を行うことが、清浄度の高い区域あるいは汚染区域など他の区域と作業場交差をさけ、他の区域への汚れの拡散を防ぎます。安全確保については、従事者に対する研修体制を構築し事故を未然に防止し、事故の発生時には基本的な対応の徹底に取り組み、共通の認識としなければなりません。 私共は、病院清掃が公共性の高いサービスであることを認識し、安定したサービスの提供、作業従事者に対する教育・研修の徹底に努めてまいります。

アーカスクリエイトの病院清掃への取り組み

病院清掃事業者の責務

院内清掃業務を行うにあたり、『財団法人医療関連サービス振興会倫理要綱領』を遵守し、医療機関と緊密な連絡のもとに業務を行います。また、医療機関との意思の疎通を図り、定期的に連絡会議を行い問題点の改善をします。 また、充分な品質を確保するため、以下の点について知識・経験を有するものを受託責任者として配置します。

ゾーニング

ゾーン名称

 

 
準清潔区域 一般病室・診察室・処置室・新生児室・CCU 準清潔区域_一般病棟
一般区域

待合室・事務室・会議室・一般廊下・食堂・医局・当直室

一般区域_待合室
汚染拡散防止区域 汚物処理室・材料部汚染区域・RI検査室・微生物検査室・感染症病室 汚染拡散防止区域_RI検査室
汚染区域 便所・塵芥処理室 汚染区域_便所

作業品質管理

業務を日常・定期・特別清掃に分類し、年間作業プログラムとしてまとめます。 各業務内容についてはマニュアル化し、作業品質の標準化及び教育用として活用します。環境品質レベル及び作業品質を評価するための基準表・チェックリストを作成し、改善に努めます。

作業品質評価と実施

定期的に、病院側担当者と作業結果に伴い、見直し・点検等について話し合いの場を持ちます。問題点の改善・要望事項についての協議などを行い、病院全体の清浄度の品質レベル向上を目指します。 現在実施されている作業仕様に基づいて、清浄度の現状を把握し、問題点の抽出・作業の成果を確認します。これらの結果を分析して具体的な改善案により、全体的なレベルアップに結びつけ、病院全体の品質保証の基本とします。

教育研修

日常管理を効果的なものにし、活性化するために従業員教育があります。また、誰が行っても作業を一定のレベルに維持するために作業マニュアルがありますが、その内容を充分理解させることも教育の一環です。 従業員の作業に対する意識を高め、モラルの向上、意思統一をはかり、効果的な作業を実施するためにも教育の果たす役割はとても重要です。

個人情報の取り扱いについて

当社は、お客様の個人情報を適正に保護することが当社の重大な社会的責務と認識し、当社のルールを従業員に周知徹底するものとして個人情報を取り扱ってまいります。

医療サービスマーク取得について

当社は平成11年度より医療サービスマーク認定を受けており、認定要件に適合したサービスの提供をしております。

医療関連サービス振興会認定企業